まずは、4年に渡る連載お疲れ様でした。
ズルズルひっぱるよりはスパっと終わる。
エイジや亜城木ではないけど、人気のある内に華々しくフィナーレを迎える。
それは素敵で、簡単な事ではなくて、誰もが憧れる事だと思います。
それをやり遂げた、両先生方には心から敬意を表したいです。

サイアズ的にも感動的な終わり方で良かった。
10年越しの純愛が叶ったなんて、ドラマチックですよね。うむうむ。

・・・でも、何だかスッキリしないのは私だけではないんだろう。
最後の方の巻き具合が凄くて、正直言うとバクマン。の世界から
私が（読者）置いて行かれてる感が否めなかったから？
終わった今、あーして欲しかった、こーして欲しかった、言い出したらきっと尽きないでしょう。

ただ、原作批判とか野暮な事は致しません。
やはり、バクマン。で足を洗った同人界へ、舞い戻っただけこの作品が好きです。
その作品を創り上げた両先生の事を批判したくはないという気持ちが一番なのかもしれません。
今までは散々言ってましたけど、終わってからグチグチ引っ張りだすのも私がナンセンスな気がして。
なのでオンラインでは言わないです。心の中に仕舞っておきます。
オフでは言いますけど（←言うんかｗ

商業誌ゆえに、色んな大人の事情とかもあったのかもしれないし。
それは私達（読者）には永遠に解らない事だし、解らなくていい事なんでしょう。

ひとつ、私が前向きに思った事があります。
ガモウ先生は、同人やヲタクが嫌いだなってバクマンを通して何度も思わされた事が
多々ありましたが、この最終回+前回の話は私達に希望を残してくれたんだって思います。
シュージンと香耶ちゃん以外は、可能性を秘めたまま終了したようですから。
ここで原作の完璧なゴールを立ててしまうと、誰かは喜ぶ代わりに誰かが傷ついてしまう。
だから、その後の事はご自由にといった感じでいい意味で突き放されたと思うし、思いたい。

身も心も平蒼推奨の私がこんな事言うの、ホント頭可笑しいんですけど。
もちろん、本音は完全な平蒼エンドを望んでいました。
でも、そうじゃなくて本当は良かったなと心の何処かで思う自分もいます。

原作でハッキリしてくれなかったからこそ、これで色んな方の平蒼の結婚式や、
未来話が読んだり見たりする事が出来る。想像が出来る。それ、楽しみじゃないですか！
そう思うと、まだまだこれからもバクマン同人界には沢山の可能性があるんだなって。
別CP推奨の方にもまだまだ逆転の可能性だって産まれた訳ですし！
プロポーズ成功から結婚迄にまだ道のりはありますから。
もちろん、私はこれからも平蒼ですし、平蒼以外は想像もつきませんが！
最近、信じた道を突き進むって美しいんじゃないかなって思うんですよね。
喩えそれが違う道だったとしても、情熱の美しさはきっと変わらない。
そう思ってます。

そいういった意味で、前向きなエンドだなって感じました。
ガモウ先生御本人に聞いた訳ではないし、完全なる憶測なんで
本当は全然そんな事ないのかもしれませんが、私はそう信じたい。

珍しく、長文でウザッたくてごめんね。

平蒼最高だZE☆